犬とは全く関係ないのだが、会社で興味深いことがあったので書いておこうと思う。
なお、この記事は働いてない女性にとっては不快な表現があるかもしれないので、読み続けるのならば自己責任でお願いします。
うちの会社は女性でも働きやすい職場なため、半数は女性で占めており、女性上司もたくさんいる。
現在私は7人のチームで仕事を回しており、チームのトップは50代の女性である。
この女性のプロフィールは子ども二人(成人している)、バツイチ。服は娘と共有してるそうで、大学生が着るようなガーリーな服を着ている。
はっきりいって仕事に関しては全く使えなく、チームの心はどんどん離れていっている状態だった。
例えば勤務時間中ネットサーフィンしていたり、部下に話し合いさせるという名目で何も決められなかったり、知識も平社員より少ないにも関わらず知ったかをしてとんちんかんなアドバイスをしたりと、どんどん敬遠されてる状態になってしまった。
ある日休日出勤で20代後半と20代前半の男性といつものように上司の愚痴を言っていると、男性陣二人からショックな言葉が‼
「結局あの人はただのオバサンなんですよ」
「うちの母親があんな格好してたらマジで嫌だ」
女性がフルタイムで働いている場合、三十路も過ぎると段々プライドというものが出てくる。
パートとは違う、派遣でもない、正社員として対等に男性と働いているという自負が出てくる。
そのプライドは婚期を遅らせるとか巷では言われるかもしれないけど、女性が活躍する場を推奨するんだったら、やっぱりそこは避けて通れないと思う。
しかも彼女は女手一つで二人の子どもを育てたのである。
いくら子育てに寛容なうちの会社でも保育園に預けてるママは高速回転で常に動いている。それだけ家事子育て仕事の三つを、こなすのはめちゃくちゃ大変なのだ。
しかしそんな彼女も仕事が出来ないという烙印を押されて「ただのオバサン」に落下してしまった。
なんたる破壊力をもつ言葉…。
ここでいう彼らの「ただのオバサン」とは恐らく近所で井戸端会議をし、帰ってきた子どもや父親に今日あったことを聞いてもないのに話だし、深く物事を考えられないし理論的思考も持ち合わせてない、厚顔無恥で「こいつに何言っても無駄」というイメージなんだと思う。
私が言われたら相当傷つく。
だって自分は「ただのオバサン」ではないと思っているから。
男性独特の体育会系ノリも適当にかわし、同性には適度に気を使い適当な距離を置く、自分の意見も言うが通らないときは潔く引いて後には引きずらない。
そういうのが働く人間だと思っているから、そのタブーを侵していいのはつまりは社会と繋がりを持たない専業主婦だけ。
言っておくと専業主婦がダメというわけではなく、働いてるにも関わらず専業主婦的なノリで仕事をするのはダメだと言うことである。
専業主婦は専業主婦のコミュニティで色んな気を使って大変でしょう。
教訓
若人はまだ言っていいことと言ったらダメなことが曖昧だから、悪口の破壊力が半端ない。
「ただのオバサン」になるなら寿退社しよう。