大人な事情を感じてしまうドッグショーですが、そもそも審査員がそのグループ全犬種のスタンダードをどれだけ知ってるか未知数ですからね。 たくさんの犬舎出身の子を見て、自分が好みの子を見つける場としてはとてもいいと思います。
ドッグショーのリング
そして、今回一番勉強にななったことは、子犬の健康や性格は勿論、その犬種の良さを引きだすためにブリーディングしていることは、何ら動物愛護精神と反しないということ。
愛護団体にいると「ブリーダーなんて仕事なくしてしまえ」という過激派もいるし、やっぱり「おうちがない子を引き取ってあげたほうがいいのかな」という気になるんですよ。
でも同じ動物の提供者として考えたら、ブリーダーは「この犬種がいいと言ってくれるファンのために、犬種の理想の姿に近づけよう。健康で性格が良くて犬種の特性を備えている子であれば、熱心なファンに可愛がられるだろう」と考え、 一方団体は、「一度は捨てられた子だけれども、それは人間の責任であってこの子には何の非もない。次の新しい家族はありのままのこの子がいいと思っている人に引き取ってもらいたいな」と思ってる。
両方ともワンコに幸せになってもらいたい気持ちは変わらないんですよね。
今回、ブリーダーさんと話す機会はあまりなかったけれども、今までの色んなことを総合して「この人は本当に真面目なブリーダー」だなと思いました。そういう方と出会えてラッキーです。
さて、最後はお土産を(未来の我が子にw)買って帰りました~ 鹿の角と牛タン