ようやく目当てのブリーダーにコンタクトを取ることができ、犬舎の見学日がきまりました!
いやー、長かった…
ブリーダーに連絡取り始めたのが3月末。
日程決まるのに20日以上かかった(-_-;)
途中、ブリーダーからの返信が途切れて「え、無視されてる?」って思いましたけど、どうやらショーやら交配やらで忙しかったよう。
私がそのブリーダーを見つけたのはネットでなんですが、若い方なのでブログをつけていて、それを読むとその犬種への愛情は基より、非常に遺伝病について勉強されていて、繁殖犬には必ず検査をさせていたんです。
それも海外の検査機関でしか検査できない病気まで調べてて!
それを見て是非、この犬舎から迎えたいという気持ちが強くなりました。
前の記事血統書と遺伝子疾患 - 一人暮らしの犬入門で遺伝疾患のことを書いたかと思うのですが、血統書は本来その犬種が持ちやすい病気や遺伝子疾患をコントロールするためにあるはずなんですね。(他にも性格や骨格もあります)
なのに、パピーミルが乱繁殖するもんだから、どんどん病弱な子が生まれているんです。
個人的にびっくりしたのは、食物アレルギーがある犬が最近増えていること。
犬なのに肉が食べれないって可哀想過ぎる!
後は、てんかん持ちの子も増えてますし、こういったことは乱繁殖の結果だと思うのですが、どうなんですかね?
ブリーダーの話に戻りますが、そこはまだ子犬はいなくて今から交配予定なんです。
しかも10人待ち…(*_*)
おそらく1匹目の出産では順番が回ってこないので、2匹目3匹目が生んだ子になるでしょう。
受胎しなかったとなると更に時間がかかると思います。
きっとお迎えできるのは早くても今年の秋~冬になるのかなーと。
しかしその前に親犬を見せて欲しいとメールしたところ、快くOKしてくれました!
良いブリーダーの条件を上げていくと
- 繁殖犬種が多くても2種まで
- その犬種を熱心に勉強している
- 繁殖犬の体調に配慮して繁殖する。ヒートの度に交配させない
- 犬舎の見学をさせてくれる
- 親犬の気質を見て家庭犬にふさわしい犬を繁殖させている(気質は遺伝します)
- 近親交配をできるだけ避け、外からの血を定期的に入れる。
- 遺伝子疾患の検査をしており、その結果を公表している
とざっと思い付いただけでもこれだけあります。
こんなの満たしてるブリーダーいるの?と思われるかもしれませんが、います!
いますが、思い立ったらすぐその犬が飼える訳じゃないので、半年~一年は待たないといけないです。
でもそれぐらい待てるほうが本当に飼いたいということじゃないのかなと。
飼いたくなったからすぐにペットショップに行って買ってくるというのは、あまりにも衝動的なんじゃないかと思うんですよね。
モノじゃないんだから。
本当に覚悟がある人だけ飼うほうが、不幸なペットが減るし、パピーミルも売れなくなって商売がなりたたなくなります。
私が思う犬の入手の仕方は、
- 犬初心者→成犬の性格のいい子(訓練犬等の引退犬)
- 犬中級者→子犬(良いブリーダー)
- 犬上級者→里親(譲渡会)
だと思ってますが、成犬の性格のいい子はなかなか手に入らないので、どうしても子犬からになってしまうかと。
とにもかくにも親犬に会うのが楽しみ!